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その前にまず説明を。
・零~紫の日記~をプレイ中は3DS本体を『射影機』に見立ててます。
※3DSのカメラ機能を使って仕掛けを解いたり怨霊と戦闘したりします。
・ARノートと呼ばれるものはソフトに付属している冊子です。
※ARとは拡張現実の事。
※機能は3DSのカメラを使って冊子を写すと立体視出来ます。
※ゲーム中ではこの冊子を紫の日記と呼びます。
■良かった点
・ARノートを使った仕掛けが面白い。
・360度の視点移動が楽しい。
・360度展開の戦闘で実際に自分が射影機を持ち零の主人公になったような気分。
・3Dの霊の立体感がすごい。
・ストーリー、効果音、仕掛けなど従来の零作品の雰囲気は十分味わえる。
・眞夜ちゃんかわいい!
■悪かった点
・3DSの画面視野が狭い分、TV画面のような臨場感が足りない。
・3DSの画面が鮮明な為、いつもの霊がいるか分からないような恐怖演出が乏しい。
・ARノートの読み取りが認識しづらい時(主に折り目のせいで)がある。
■従来の零作品との比較
・主人公はプレイヤー自身。
・ストーリーが短く紫の日記の世界観が掴みにくい。
(僕の感覚で言うと
零無印で言うと、序章から緒方を倒すあたりまで。
紅い蝶で言うと、澪が逢坂家を脱出するくらいまで。
刺青の聲で言うと、彷徨う親子のサブストーリーを消化するくらいまで。
月蝕の仮面で言うと、一の蝕をクリアするくらいまで。
端的に言うとサブストーリーくらいのボリュームでラスボスまで入れましたという感じ)
・いつもの『屋敷を探索し謎や現れる霊たちの背景をじっくり考察』ということは出来なくて『ARノート(紫の日記)の仕掛けを解いていく』という感覚でした。
・その為、プレイ中3DS画面の7割くらいは自室を写してる…という状態です。
・射影機の範囲、最大値、速度など従来の強化、強化レンズが無く(特殊レンズは有り)やや緊張感が無い戦闘。
■個人的に残念だと感じた点
・いつもの零作品はヘッドホン消灯プレイしてるのですがARノートを映しながらストーリーを追うので明かりを付けたままにしなければならない。
・眞夜ちゃんのパンツが覗けない。
■結論
『零作品の雰囲気は味わえるが、このソフトの為だけに3DSを買ってまで遊ぶには物足りない』というところでした。
■捕捉
ストーリーはいつもの零シナリオという感じで興味を惹かれましたが、いかんせんボリュームが足りずに背景考察するには情報不足を感じました。まだ一度クリアしただけですので、さらに周回プレイをすると新しい発見があるかもしれません。これから頑張ります。
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